回想法講演会
台風一過の9月7日、出雲市民病院の鈴木正典先生のご厚意により、
「思い出語りは元気のもと~回想法で認知症予防~」と題した講演会を
招福苑において開催いたしました。
回想法とは、過去の懐かしい写真を見たり、音楽を聴いたりして昔の記憶を
呼び起こすことで、認知症の進行を遅らせたり、精神的な安定を図る心理療法です。
先生のお話によると「昔話や自慢話、苦労話はすればするほどツヤが出る」そうで、
長期記憶は「タンスの中の財産」だそうです。
思い出す手がかり(写真・音楽・道具など)を用意して、言葉にしてもらうことで
立てつけの悪くなったタンスの引き出しもスムーズに動くようになるそうです。
打楽器を使った音楽療法も体感させていただきました。
地域でのサロン活動などで活用できたらいいな、と感じました。
鈴木先生、貴重な時間をありがとうございました。
2016/10/12